現場を読む

■ 第31回(2010.04.01):ビジネスコーチ創立5周年。皆様に感謝申し上げます。

■ビジネスコーチ創立5周年。皆様に感謝申し上げます。

ビジネスコーチの橋場 剛です。

2005年に設立した当社も、 来週4月6日に創立5周年を迎えることになりました。

実質5名で、文字通りゼロからスタートした会社でしたが この5年間で実に多くのお客様、パートナーに恵まれ 無事にこの日を迎えることができました。

このメールマガジンを読んでくださっている皆様をはじめ、 スクール受講生・卒業生の皆様、そして当社のことをこれまで 支えてくださったすべての方々に、何よりもまずこの場を借りて 心より感謝したいと思います。

どうもありがとうございます。
この5年間は実に刺激的な時間でしたが、中でも弊社にとって 重要な事実であり、また奇跡だと思っていることが1つあります。

それは、日本を代表する一流企業、世界で活躍する一流企業から ビジネスコーチングのご依頼をいただけるようになったということです。

弊社はたかだか創業5年の企業で、いわゆる中小企業ですが、 そんな歴史の浅い弊社が、年商数百億円、年商数千億円の企業から ビジネスコーチングのご依頼があり、お手伝いをさせていただいています。

弊社ではこれまでに150以上の組織のビジネスリーダーの行動変革に 関わってきました。

そして、1つの組織にビジネスコーチングを導入させていただく場合 私がいつも注目していることは「なぜ、この組織はビジネスコーチングを 導入しようとしているのか」という点です。

その答えは、実際に導入しようとされた組織の中にあります。 そして実際に、ビジネスコーチングを導入された組織の 担当者のみなさんの声、想いに耳を傾けると、 そこにはある3つの共通点が見られます。


■共通点その1 : 知識はもう要らない。

最近、経営者や人事担当者と話しをしていて実によく聞くフレーズは 「ウチは、管理職研修はもう十分ですよ」 というフレーズです。

この言葉の裏には、 「管理職研修をやっただけでは、業績アップにつながらない」 「管理職研修をやっても、研修でやったことが現場で活かされない」

という不満があります。

歴史のある会社ほど、実に多種多様の研修を導入しています。 しかしながら現実を見ると、 目先の収益確保や業務の効率化に苦しんでいるわけです。

投資対効果にシビアな組織ほど 「その研修には、本当に価値があるのか」を考え、 「どうすれば投資に見合う効果を得られるか」を考えます。

それでは一体何が重要なのか?

それを突き詰めていくと、重要なことはすごく シンプルなことに収れんされてきます。

つまり、会社として決めたビジョンと戦略に基づいて

1.誰がやるか?
2.何をやるか?
3.どのようにやるのか?
4.いつやるのか?

この4点について、いかに精度を上げて実践できるかが 重要であることに気づくわけです。

有名な例え話に

「馬を水飲み場に連れていくことはできても、
 馬に水を飲ませることはできない」

という話がありますが、まさしく 「どうすれば水を飲んでくれるのか?(=社員が行動してくれるのか)」が 経営者や人事担当者の最大の悩みの種です。

この悩みを解決するために必要なのが、 「知識を実践に移す」ための知識と技術です。

■共通点その2 : 我流は避けたい。
「他社はどうやっているのか?」
「自分たちのやり方で本当に合っているのか?」

これも最近私が多くの経営者からよく聞く言葉の1つです。

すべての組織が自分たちが目指す目標に向かって、 理想的にかつ着実に進んでいれば これらの問い自体が意味を持たなくなります。

しかしながら、現実はなかなかそう簡単にはいきません。

先日、いま私が営業力強化をお手伝いしているある企業の役員の方が 社員の方の前でこんなことをおっしゃっていました。

この役員の方は1年前に、私がエグゼクティブ・コーチングを 担当させていただいた方です。

「1年前に自分の上司である社長が急に退任(引退)されると知ったとき、
 『これはまずいな』と思いました。

 唯一の上司であり、自分に厳しいフィードバックをしてくれる人間が
 突然いなくなってしまうわけですから。

 自分に意見する人がいなくなったら
 自分の判断や行動が合っているのかどうかが分かる術が
 なくなってしまう。

 自分の意見を聞いてくれる人もいなくなってしまう。
 正直、すごく不安になりました。

 だから自分はエグゼクティブ・コーチングを受けることにしました。

 営業会議も我流でやったら絶対に成果は上がらないと思います」


■共通点その3 : 決して現状に満足しない。
私はこの1年間で何名もの経営者のエグゼクティブ・コーチングを 担当させていただきました。

彼らと対話をしていていつも強く感じるのは、
「1人のビジネスパーソンとして、  なんて優秀で魅力的な方たちなんだろう!」 という実にシンプルなことです。

おそらく私にそう感じさせるのは、 彼らの高い目標、高い実績、仕事への強い情熱、 そして愚直なまでの真剣な取り組みです。 いずれのエグゼクティブも、知識が豊富で、 頭の回転も早い方たちばかりです。

たとえ彼らが働く現場を直接私が見ていなくても 彼らとのコーチングの会話の中で、彼らの真摯で熱心な取り組みが コーチを担当するこちらにまでストレートに伝わってきます。

そして、私が彼らから常に感じるのは

「もっと学びたい!」
「もっと成長したい!」
「もっと優れたやり方を取り入れたい!」

という並々ならぬ向上心です。

向上心があれば必ず高い実績が上がるとは限りませんが、 その逆は真で、 高い実績を上げる方々、魅力的なリーダーからは 例外なく強い向上心を感じます。

とにかくたくさんの本を読んでいますし、 たくさんの人と会っていますし、 人の話を実によく真剣に聞いておられます。

一言で言えば、成長することに対して極めて貪欲であり、 謙虚であり、真摯な方たちです。

だからこそ、優秀な経営者、優秀な企業が 弊社のような企業にビジネスコーチングを依頼してくださるのだと いま、創立5周年を迎えるにあたって改めて思います。

* * * * *

5周年を迎えるにあたり、 先日の日曜日から、弊社の事業部長が集まって ビジネスコーチ社のビジョンについて 対話を始めました。

ここで「行いました」ではなく、敢えて「始めました」と書いたのは、 1回の対話でビジョンが決まるわけではなく、 今後も何回も対話を重ねていく予定だからです。

第1回目の先日は、どうすべきかとか、どんな戦略を立てるか、 といったこと以前に

◆誰に(=お客様)、どうなってほしいか?
◆ビジネスコーチ社とはどんな会社か  (どんな強みがあり、社会にどう貢献できる会社か)?
◆なぜ、ビジネスコーチ社で働いているのか?

といったことについて5時間にわたり、忌憚のない意見交換を行いました。

この対話は現在進行形で、今後も継続していく予定です。

6年目に突入する今年も 新たなコンテンツの開発や、新しいセミナー・スクールの開校など メルマガ読者の皆様のお仕事に少しでもお役に立てるよう 少数精鋭でいろいろなことにチャレンジしていく予定です。

弊社メンバー一同、これまでの5年間のご支援に対して 改めて心より感謝致します。

そして、今後ともご支援のほど、どうぞよろしくお願い致します。