■ 第10回(2008.10.16):プロのビジネスコーチが会議で必ずする質問とは?
ビジネスコーチの細川馨です。
私たちのコンサルティングの中で、「アクションミーティング」というものを
行っています。
アクションミーティングの内容を端的に言えば、参加しているメンバー全員で
知恵を出し合い、目標達成のために「誰が」「いつまでに」「何を」するのか
を決めることです。
このアクションミーティングの中で、必ずする質問があります。それは、
「誰がリーダーになれば、チームのパフォーマンスは最も高まりますか?」
というものです。
この質問は、課題に対しメンバーの知恵を出し合って
解決策を考えた後に行います。
「誰がリーダーになれば、チームのパフォーマンスは最も高まりますか?」
という質問には、一体どのような効果があると思いますか?
その1つは、リーダーを機械的に決めるのではなく、
適任者を選ぼうという意識を持った上でリーダーを決められる、ということです。
一般的に、何かプロジェクトが始まるとき、役職や年齢、経験値だけで
リーダーが決まってしまうのです。
逆説的に言えば、チームのパフォーマンスを高めるという
切り口がないままの人選だということです。
これで本当にチームのパフォーマンスが高まるのかということに
私は疑問を感じざるを得ません。
「誰がリーダーになりますか?」
「誰がリーダーになれば、チームのパフォーマンスは最も高まりますか?」
という質問の違いです。
それともう1つ。選ばれたリーダーが、メンバーを巻き込みやすくなります。
リーダーは自薦、他薦を問いませんが、メンバーの納得の上で決めます。
リーダー自身も、チームのパフォーマンスを高めるというコミットメントは
とても強いものになっていますが、メンバーにおいても、
そのリーダーを選んだ責任を強く感じているのです。
これは経験上なのですが、「自分がリーダーになります!」とメンバー自らが
手を挙げるケースは、なぜかそのコンサルティングが成功する(目標達成する)
ことが多いです。
「誰がリーダーになれば、チームのパフォーマンスは最も高まりますか?」
という質問を、ぜひ会議の場で投げかけてみてください。





