■ビジネスコーチングのテーマは何?
仕事をする上での価値観とミッションの共有化。
全社員でビジョンを明確化すること。
そしてそのビジョンに対する各自のコミットメントを引き出し、その進捗状況を共有し、メンバー間での提案を活発化させる。
■ビジネスコーチング開始時のクライアントの状態は?
ビジネスコーチングの開始時は、売上もかなり悪く、現在の約30%ぐらいしかない状態で、まさに倒産寸前の状態でした。社員から出てくる言葉も、出来ないことに対する言い訳ばかりで、売上が上がらないということが前提になっていました。
その理由は、クレジット契約が使えないことでした。
そのため、売上は上がらず、7人いた営業も4人まで減り、残った営業マンもお給料が全盛期の半分以下まで減り、このままでは営業マンが全員辞めてしまうのではないかという状態でした。
クレジット契約が使え売上が順調に上がっていたときは、休日出勤までしていたのに、売上が上がらなくなると、休日出勤もしなくなり、さらに売上が上がらなくなるという悪循環になっていきました。
営業マンに対し、歩合という目先の目標だけで仕事をさせるということが限界に来ていました。
会社の将来の目標であるビジョンもありましたが、社員が決めたものではなく、社長が決めたものでした。
そのため社員は将来に対し非常に不安でした。なぜならビジョンもいつ達成できるか分からないような、抽象的なものだったからです。
今思えばこんな状態でしたので、いつ倒産してもおかしくない状態でした。そのときは分からなかったのですが・・・
(ビジネスコーチングプラン)で、どのようなビジネスコーチングを実施したのか?
まず「健康体」で「強固」な組織を作ることを第一目標にしました。
なぜなら、メンバー間の信頼関係が十分ではなかったですし、明確でワクワクするようなビジョンがなかったので、社員の会社の将来に対する不安もあったからです。
次に「創造力」のある組織を作ることを目指しました。
最初は社長に対する提案もほとんどない状態で、販売戦略や販売戦術もほとんど社長が考えて、それを社員にやらせていた状態でした。実際は社員に創造力がなかったのではなく社長がワンマンで、社員は提案しにくい環境にあったのですが。
最後に組織が「自発的に成長する体質」になることを目指しました。
そうしないといつまでたってもこの組織はワンマン社長が全部指示命令を出し続けなければいけない組織のまま、社長が衰えれば組織も衰えるという内憂を抱えたまま生きていかなければならないからです。これでは人材も育つはずがありません。人が育たなければ、組織も成長しない。これは自明の理です。
そこでまず「健康体」で「強固」な組織を作るために実施したことは、メンバー全員で「価値観」の共有化をするということと、会社の「ワクワクするような明確なビジョン」を作ることです。これをすることによって仕事をするうえでのモチベーションが高まると考えたからです。
次に「創造力」のある組織にするために、社長自らビジネスコーチングの研修を受けることにしました。
なぜなら社長自身が「思考の枠」にはまって、抜け出せない状態にあったからです。つまり社長自身がクレジット契約を使えなければ売れないと考えていたからです。
さきほどから出てくるワンマン社長とは、私のことです。それに私自身が、ビジネスコーチになることによって、組織が「自発的に成長する体質」になると考えたからです。








