■ビジネスコーチングのテーマは何?
生保代理店の分離・独立・統合と既存マーケット、新マーケット構築による業績向上
■ビジネスコーチング開始時のクライアントの状態は?
3人で立ち上げたA代理店のa氏は、経営陣の営業戦略の考え方にずれが生じているのを感じていた。
代理店内の雰囲気は「良い」という状態でなく、今後の代理店経営にも不安を抱えていた。
経営陣で話し合った結果、それぞれ分離・独立の方向性を視野に入れた展開を考えていくことになった。
しかし、A代理店の分離・独立においてはいくつもの課題があった。
課題には、
(1)共同で開拓したマーケットの分担
(2)そこで発生している保険販売手数料分担
(3)現在の負債処理方法
など課題は予想していたより多く存在していた。
さらにa氏対他2人の構図も浮上し、a氏の立場が不利になる状況も予想しなければならなかった。
この状況で、a氏の分離・独立が進んだとしても、1対2の立場から共同で開拓したマーケットの減少を予想し(収入の減少)、新たなマーケットを構築し収入の確保をしなければならないことも新たな課題となった。
そこにB代理店のb氏から、「保険販売ではない別事業が軌道に乗り、保険販売は今後縮小しなければならない状況、その場合現在の顧客の管理・保全方法等」についてa氏に相談があった。
a氏はb氏と話し合っていく中、B代理店と統合できれば新マーケットの確保と収入の確保が可能と考え、A代理店からの分離・独立、B代理店の統合を決意した
(ビジネスコーチングプラン)で、どのようなビジネスコーチングを実施したのか?
(1)ヒアリングの実施
第一のゴールは、早期のA代理店からの分離・独立と考えた。
ヒアリング実施は、現状を把握・分析し、分離・独立を実行するときに考えられる課題を抽出し、最重要課題を選択する目的で実施した。
a氏は環境的(精神的)にはあまりよい状況ではなかったがa氏を社交派タイプと判断、ヒアリングでは楽しい雰囲気作りを心掛け、傾聴、共感、賞賛の言葉を取り入れた。
また、思いつきの答えにならないように繰り返し質問内容を変えて実施することを心掛けた。
(2)価値観・ミッション・ビジョンの確認
価値観・ミッションの確認は、a氏、b氏の個人の価値観を確認・受容、さらに統合後の代理店の価値観・ミッションを確認・共有。
これを土台とした統合後のビジョンを掲げた。価値観、ミッション、ビジョンの確認が最重要課題を早急に解決でき、ゴールであるA代理店からの分離・独立、さらにB代理店統合可能と考えた。
(3)アクションミーティングの実施
a氏、b氏参加で、aの分離・独立とB代理店との統合についての具体的なアクションプランを決定した。
1週間の最重要課題を共有し、どのように解決していくのか具体的な考えを提案。
実施後の成功例、問題点を共有しさらに、次の問題点の解決方法を共有しこれを繰り返して実施した。
(4)パーソナルコーチング実施
アクションミーティングを実施しながら、独立・分離の早期解決、業績のアップを考慮してa氏に1/2週間実施。
テーマは「分離・独立における問題解決方法」と決定。
理想のゴールを聴き、3つの課題とその中の最重要課題を決定して実施した。






